命の洗濯
最近休みの日は、ベルギービールを飲みながら旅の本を読む過ごし方が好きだ。
今日は、ベルギービールを切らしていたので、よなよなエールを飲んでいる。よなよなエールは、以前とは違ってそのへんで気軽に買えるようになったが、私の中では少し旅っぽさのあるビールなのだ。
今日の本は、小川糸さんの2010年の日記エッセイをまとめた「私の夢は」。この年の小川糸さんはモンゴルを何回か訪れていて、自然と共に生きる暮らしをとても気に入っていた。
モンゴルとは違うけど、私も中国の内モンゴル自治区を訪れたことがある。この本を読んで、その時、物音のしない沙漠で心が解き放たれてもうなんか自分という人間の奥底のほうから自由になれたことを思い出した。
日本ってなんて人工物に溢れているんだろう。東京に住む私はまったく同感。一方で、便利な今の暮らしは手放せそうにないのも事実。便利な暮らしをしながら心洗われる経験をする、だから私は旅が好きなんだろうな。
早く命の洗濯に出かけたい!