坂道Diary

旅と本が好き

懐かしきミャンマー

今はもう行けない国の一つになってしまいましたが、少し前まで(仕事で)ミャンマーによく行っていました。

 

日本から片道7~8時間ほどのアジア最後のフロンティア、とよく言われていたミャンマー。今まで流行ってなかっただけあって、特筆すべき観光スポットは正直ないのですが、そんな中一番行って良かったのが、インレー湖です。

 

少数民族の人々が水上家屋で生活していて、農作物も水の上で育てているという、なかなかユニークな暮らしぶり。そこを小さなボートに乗って、巡っていくのが、ちょっとしたアドベンチャー。世界を旅している感じがしてとてもよかった。

 

インレー湖の奥のほうには首長族も住んでいて、観光地のほうに毎日出勤しているそうだった。(首長族と一緒に写真が撮れるサービスがあった。) 

おもしろかったのは、お年寄りの方たちの首は確かにとても長かったけど、若者たちは首に輪っかをたくさん巻いているだけで特に首は長くなく、私のほうが首が長いのではないかと思ったくらい、というところ。これを文化が廃れるとみるかは人それぞれだと思うけど、首を長くするのは体に負担がかかることのようなので、私は若者が無理にそうさせられていないのは良いことだなと思った。

 

早くミャンマーに平和が戻ることを祈ります。

 

竹籠で漁をしている様子。

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ちなみにインレー湖にある水上寺院ファウンドーウー・パゴダは、ミャンマーの中では非常に良い寺院らしく、遠方から偉い人がさっと来てさっと帰る用にヘリポートが設置されていた。興味深い。