坂道Diary

旅と本が好き

日記エッセイに触発されてブログを始める

はじめまして。よいと申します。都内在住、アラフォーの会社員です。

 

コロナ禍、ステイホームにおいて、最近小川糸さんの日記エッセイを読み漁っており、日記っていいなと思いました。日記エッセイって、著名人が綴るから面白いんだろうということはわかっていつつ、私もWeb上で日記なのかエッセイなのかを書いてみることにしました。

 

普段、エッセイはそんなに読まないほうだったのですが、最近、旅に出たい気持ちが盛り上がりすぎて、でも行けないことはわかっているので、旅エッセイをけっこう読んでいたんです。益田ミリさんとか原田マハさんとか。

そんな中で、小川糸さんの「たそがれビール」に出会い、日常と非日常のバランスが自分に一番合っているし、ちょっとした旅気分もすごく良いなと虜になっているのでした。

 

でも意外にも一番印象に残っているのは、行ってみたいと思っているモロッコの話でも、小川糸さんが大好きなベルリンの話でもなくて、糸さんの一番年下のお友達、5歳(当時)のららちゃんのこと。ららちゃんのことを対等なお友達として、馬が合うと言っているのも好ましいし、二人で資生堂パーラーでデートしているエピソードもきゅんとくるし、でも大人としてららちゃんのことを温かく見守っている感じもあって、そこがとてもすごく良かった。

糸さんはほかにも、クラシックコンサートの会場で会った方とお友達になったり、お友達づくりが上手。私は友人と呼べる人間は少ないうえに、同世代ばかりなので、幅広くお友達をつくっている糸さんのことを尊敬する。と同時に少し自分の世界を広げたいなと思う本でした。

 

というわけですっかり、糸さんのエッセイのファンになった私。他にもたくさんのエッセイを出していると知り、順番に読んでいるところです。その話はまた今度。

これを読んだ方もよければ小川糸さんのエッセイを手に取ってみてください。